長崎市の交通機関
・中心部は路面電車
・JRは観光地の入口(長崎駅)まで
・バスは難易度が高い
・自動車は運転に慣れた人におすすめ
路面電車の「路線(=系統)」
路面電車の駅で、「○○号系統××行きです」というアナウンスをよく聞きます。
これは4つの「路線(=系統と呼ぶ)」と「終点駅」を教えてくれて、目的の駅から電車を選べます。
各駅に路線図があるので、迷うことは少ないと思います
ポイント
路面電車の終点駅は4つ
・北側に1駅(赤迫駅)、南側に3駅(崇福寺駅、蛍茶屋駅、石橋駅)
・観光客が使うのは、南側の3駅
系統も4つ(1、3、4、5号系統)
・長崎駅から直接行けるのは、崇福寺駅(1号系統)と蛍茶駅(3号系統)の2つの系統
・新地中華街駅からは、全ての終点へ行ける
つまり、駅の場所によっては乗換えが生じます。
長崎駅から石橋駅方面(大浦天主堂、グラバー園など)に行く場合
①1号系統の「崇福寺駅」行きに乗り、
②「新地中華街駅」で降車し、
③5号系統の「石橋駅」行きに乗る
この乗換えは、1回分の料金です。(詳細は後述)
路面電車の「乗車券」
・毎月第三日曜日は、小学生以下は無料
・1回(どこまででも、一部乗換えも可)大人140円、子供70円
・1日乗車券(紙)大人600円
・モバイル1日チケット(アプリのダウンロード必須)
当日のみ 大人600円(1日乗車券に相当)
24時間 大人700円
<購入画面:引用(モバイル乗車券のご案内 (naga-den.com))>
※モバイルチケットはアプリのダウンロードが必要
※1日乗車券(紙)は電車内では販売してない
購入場所は、観光案内所やホテル、営業所などです。
宿泊者ならホテル、長崎駅なら改札横の観光案内所、新地中華街付近なら長崎バスターミナルホテル、が良いと思います。
「乗換え」について
実際の支払いは、ICカードで通常通り2回支払い、自動的に2回目が無料になるイメージです。
何も考えずに「ピッ」としておけば大丈夫です
本来は2回乗ると、2回分の料金が発生します。
ただし、乗換え駅と時間の条件が合えば、1回分の料金で済みます。
例えば、「長崎駅⇒新地中華街駅(乗換え)⇒石橋駅」
条件あり
・ICカード支払いであること(現金は2回分支払う)
・乗換え対象駅は「新地中華街」または「市民会館」の2駅
・1回目の降車から2回目の乗車までの時間は30分以内
・1枚のICカードで複数人を精算する場合や、2枚のカードで支払うなど、不可条件あり
基本的には、「ピッ」としておけば大丈夫です
細かい話(観光の方は不要)
同じ系統の電車で、該当2駅での降車(乗車)しても、2回目は無料になりません。
例:赤迫から蛍茶屋まで行く場合
「3号系統」では乗り継ぎがない路線なので、途中の「市民会館」で降車し、また3号系統に乗車し「蛍茶屋」へ向かっても、2回目は無料にならない。
一方で、1号系統で「新地中華街」まで行き、5号系統に乗り換えて「蛍茶屋」に行く場合は、2回目が無料です。
まとめ
長崎市で路面電車に乗る場合は、「目的の駅と4つの系統」を確認しましょう。
観光では1日乗車券がお得なので、検討してください。
ICカードを使用し、途中で「新地中華街」または「市民会館」で乗換えると、自動的に2回目が無料になる可能性があります。
路面電車を使いこなして、長崎市内の中心部を観光してください。