どちらも、会員登録が必要な「東海道・山陽・九州新幹線のネット予約サービス」のことです。
新幹線に特化しています。
記事の最初と最後に、公式サイトのURLを載せておきます。
【公式サイト】
スマートEX:ホーム、設定区間
EX予約 :ホーム、設定区間
早特 :商品一覧
概要
大きな違いは、①無料か有料か、②割引率、です。
スマートEX
・年会費無料
・200円割引~
EX予約
・年会費1,100円
・年会費に近い割引設定(例:990円~1,770円)
・e特急券=特急券のみ安く購入できる(例:790円~2,350円)
どちらの会員も利用できる「早特」
2023年9月から、「早特」の内容は変更されています。
・EX早特1
・EX早特3
・EX早特7
・EX早特21ワイド
・EX早特28ワイド
・EXグリーン早特3ワイド
・EXこだまグリーン早特3
・EXのぞみファミリー早特3
・EXこだまファミリー早特3
数字の日数前まで予約です(例:EX早特7=7日前まで)
「EX早特」が無い区間もあります。
料金比較の一例
東京―新大阪間
通常 :14,720円
スマートEX :14,520円(-200円)
EX予約 :13,620円(-1,100円)
東京―広島間
通常 :19,760円
スマートEX :19,240円(-520円)
EX予約 :17,990円(-1,770円)
無料の「スマートEX」でも、有料の「EX予約」でも、通常料金と比較すれば、お得です。
「早特」
「スマートEX」または「EX予約」の会員は、「早特」きっぷを利用できます。
1日前までの予約で、割引料金が設定されています。(限定枚数あり)
区間によって、割引率は異なります。
東京―広島間の例
通常 :19,760円
スマートEX :19,240円
EX予約 :17,990円
EX早特7 :16,190円(7日前)
EX早特21ワイド:15,000円(21日前)
「早特」を利用できれば、どちらの会員でもかなりお得です。
販売枚数は、「EX予約」会員分のほうが多いようです・・・
注意点
「スマートEX」と「EX予約」は、新幹線区間に特化しています。
新幹線区間以外に在来線の乗継ぎがあれば、別途、乗車券の購入が必要です。
JR移動全体での割引が無いので、在来線の距離によっては、合計金額が割高になる可能性もあります。
・「EXサービス」のみ利用する
・「EXサービス」でe特急券を購入し、別途、乗車券を購入する
・「EXサービス」を利用せずに、通常購入する
全体の移動区間によって、使い分けてください。
まとめ
新幹線区間の移動なら、「スマートEX(無料)」や「EX予約(年1,100円)」は、基本的にお得です。
「EX予約」の年会費1,100円は、すぐに元を取ると思います。
ただし、在来線を乗継ぐ場合や、JR各社の割引きっぷがある場合は、安くならないこともあります。
移動区間には要注意です。